聖火リレーの最終走者は誰なのか。それは聖火リレーを見る楽しみの1つであり、それだけに極秘事項として関係者は本番まで隠し続けます。ただ、わかっていることもあります。最終走者は、殆どの場合有名選手であるということです。
過去の最終走者たち
聖火リレーが始まった1936年ベルリン大会で最終走者を務めたフリッツ・シルゲンは、世界的な選手ではありませんでした。しかし、次の1948年ロンドン大会のジョン・マークは、400mイギリス代表候補になった選手で、1952年ヘルシンキ大会で最終走者を務めたパーヴォ・ヌルミは、オリンピックで9個の金メダルを獲得したフィンランドの英雄でした。
その後もモハメド・アリや伊藤みどりなど、有名選手が務めた最終走者。次の東京大会の最終走者はいったい誰になるのか?今から楽しみです。